BASEL WORLD 2018 NEW WATCH FLASH REPORT【OMEGA】

OMEGA

今年のオメガはシーマスターの年となった。
シーマスターが誕生して70周年、
シーマスター ダイバー 300Mが25周年を迎えたのである。

それにともなってシーマスター ダイバー 300Mがフルモデルチェンジ。
新しい試みとして、ダイヤルにもポリッシュ加工のセラミック製を採用したこと。

シーマスター ダイバー 300M マスター クロノメーター

シーマスターのアイコンでもある波模様を復活させ、
レーザーによってセラミックを波模様にエングレービングを施した。
さらにベゼルもセラミック製を採用。

そして、ムーブメントには15000ガウスの耐磁性と、
高い精度と耐久性を誇る「マスター クロノメーター キャリバー 8800」を搭載した。

外装ではセラミックで耐久性と美観を向上させ、
中身は10年に1度のオーバーホールで済むムーブメントを搭載。

まさにオメガの誇る技術を結集させた新コレクションとなった。

シーマスター 1948 マスター クロノメーター

またオメガは1940年代に英国軍に12万個以上の腕時計を納入していたが、
シーマスター70周年を記念し、1948年当時のデザインを再現したモデルを発表。

現代のスタイルに合わせ、ケース径を3mmアップさせたものの、
ダイヤル外周のレイルウェイミニッツトラックやリーフ針など、
デザインは往年の名機を再現した。

そしてこちらにも高い耐磁性を誇る
オメガ独自のマスター クロノメーター ムーブメントを搭載する。

スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号

年を追うごとにモダンになっていくスピードマスターからも注目の新作を1本。

アポロ8号は1968年に人類として初めて月の裏側を見た。
それは時間にしてわずか35分52秒のことだった。

その快挙から50年を記念して、
「スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号」が登場。

このモデルで面白いことは、スペードマスターで初めてスケルトン加工を施し、
ダイヤル側のムーブメントに地球から見える月の表面をレーザー加工で再現したこと。
さらにケースバックにはアポロ8号のクルーたちがみた月の裏側(ダークサイド)が再現されている。

最新テクノロジーや忠実な復刻モデルに加えて、
斬新なアイデアもあるところが、オメガの強みだ。