色合いの美しさと柔らかな手触りで所有感を満たすトート&ショルダーバッグ – FUJITAKA –

国産のシュリンクレザーを惜しみなく使い、
自社工場の熟練した職人が技術を駆使
ジャパニーズテイストを巧みに取り入れたレザーバッグを展開するFUJITAKAは、
国産にこだわる数少ないブランド。
職人が丹念に仕上げる、美しく、丈夫で高級感あふれる個性的なデザインのバッグは、
定番にとらわれない遊び心あふれるテイストで、市場に新たな流れを巻き起こしている。
今回、そのラインナップにシュリンクレザーを使用した新シリーズがデビュー。
カジュアルテイストのシリーズだが、
新作のトート&ショルダーバッグは、ビジネス書類はもちろん、
タブレットや携帯電話、小物類が効率的に収納でき、スペック面でも充実しているのは、さすがのひと言。
両バッグが採用する素材は、ドイツ発祥とされるクロムなめしを施し、
染料と顔料を用いたセミアニリンに仕上げ、
革の内部まで染め上げた深い色合いが魅力のマテリアルが贅沢に使われている。
一般的なレザーとは一線を画す、厚みのある皮革を厳選しているため、
コシがあって柔らかく、立体的なシュリンク皺(シボ)が生み出す、
ナチュラルでボリュームのある質感ながら、キズが付きにくい最高級な仕上がりとなっている。
さらにリリースされたトート&ショルダーバッグには、
ハンドルの長さ調節機能にプラスして、リバーシブル機構を設けている。
ブラックにはアカ味がかかったブラウン、トープには深いグリーンという配色になっており、
オン・オフを問わず、使用するスタイルに応じてカラーチェンジが可能という、遊び心を加えている。
国産のシュリンクレザーを惜しみなく使い、
自社工場の熟練した職人が技術を駆使して丁寧に仕立てた、アイテム群の展開に期待したい。

写真左/カーゴスペースは、B5ファイルが収まるサイズを確保。
ハンドルは3段階に調節可能なほか、
付属のベルトを装着すればショルダーバッグとして使用できる。
FUJITAKA「B5 2WAYショルダー 625101」。W31×H25×D9cm。¥46,440。
写真右/ベルトを配して補強するなど、耐久性を意識した構造に注目。
A4ファイルの書類が収納できるほか、小物の収納に役立つポケット付き。
FUJITAKA「トートバッグ 625701」。W42×H29×D16cm。¥64,800
Text/Ryo Ohtake(Horlogerie)